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LINE広告活用術(AD)

審査時間の短縮で即日出稿も!LINE広告を使いやすくする最新アップデートと活用Tips

即日での広告出稿も可能に LINE広告の審査スピードアップ

MZ:広告審査体制の強化とは具体的にどのようなアップデートなのでしょうか?

黒岩:審査システムを一新し、AIを活用することで、24時間365日体制で短期間で精度の高い審査ができるようになりました

審査体制強化のポイント
広告審査のシステム・体制強化を実施(LINE公式サイトより)

 これまでは土日や年末年始など、審査を行っていない期間があり、クライアント側から見れば柔軟さに欠けるところがありました。ユーザーへの満足度調査でも、審査期間に対して多くのフィードバックが寄せられていました。そうした不満を解消するために準備を続けてきた結果、ようやく今回のアップデートに至ったという経緯です。

 結果的に、約8割の広告が5分以内に配信を開始できるようになりました。一部、懸念点がある案件では人の目による審査を経て配信可能となるケースもありますが、多くの商材や業種においては5分以内で審査が完了し、即日配信が可能な広告も増えています

 同時に、出稿可能な業種も拡大しています。審査体制が強化されたことによって、リスクを低減しユーザーを守れると判断できたことが理由です。

MZ:広告主にとって、今回の審査体制強化はどのようなメリットがあるのでしょうか?

黒岩:これまで、広告アカウント作成から商材の審査、クリエイティブの広告審査が下りるまで最大10営業日ほどかかることもありましたが、今では1~2営業日で出稿を始められるケースが増えています。結果、クライアントにとっても圧倒的にPDCAが回しやすくなったと思います。

 審査に数日かかり、やっと出稿できたものの、初動で効果が出ずに止めるといった効率の悪い運用を経験されたクライアントもいたと思います。それが、審査スピードが上がることで結果が出るまでの時間も早くなり、改善サイクルが早くなりました

 もう1つ、「広告アカウントカテゴリ」の追加も行いました。以前までは、水の商品とお茶の商品があったら、商品ごとに広告アカウントを分け、それぞれ審査を通す必要がありました。それを、「飲料」というカテゴリで横断的に審査できるようになりました。商品ブランドごとに複数アカウントを作成する必要がないため、手間と時間が省けます

広告アカウントカテゴリの図
広告アカウントカテゴリの概略図(LINE公式サイトより)

黒岩:リーチできるユーザーが多いだけでなく、使いたいときにスピード感を持ってPDCAを回すことができ、配信量を伸ばせることは、LINE広告の大きなメリットだと考えます。

クリエイティブ制作は「トレンド情報の発信」「個別提案」で支援

MZ:PDCAと同様に広告出稿においてクリエイティブは重要な要素ですが、LINE広告ではどんなサポートを行っていますか?

相樂:所属しているクリエイティブプランニング室から、隔月で発信している「クリエイティブトレンド」という定期レポートがあります。LINE広告ではどんなクリエイティブ、フォーマットデザインであれば効果が出やすいのか、といった情報をまとめた資料です。

 また、不定期ですが、新しいフォーマットが出たときには、どのように攻略すれば成果が出るのか、具体的にキャッチコピーの中で効果が良かったものをまとめた資料なども発信することがあります。

 上記のような情報発信でのサポートに加え、代理店、クライアントに対して個別にクリエイティブの提案も行っています。

MZ:具体的なクリエイティブのトレンドをいくつかご紹介いただけますか。

相樂:直近では、業種を問わないトレンドとして「時間、金額、期間などの数字を強調」「条件にチェックマークをつける」「商材をスクロールさせるアニメーション」などが、成果の良かったクリエイティブの傾向として見られました。

トレンド
【クリックすると拡大します】
資料で定期的に発信している業種を問わないトレンドの一例
(「【2023年6-7月】LINE広告×Yahoo!広告 クリエイティブトレンド」より)

相樂:業種別トレンドでは、たとえば美容・健康食品カテゴリの場合、「ビジュアルやキャッチコピーでお得な情報があることを伝える」というトレンド傾向があります。業種別のトレンドは、毎回5~6業種、ポイントを3つくらいずつ抽出し、その期間で効果が良かったクリエイティブのポイントを掲載しています。

業種別トレンド
【クリックすると拡大します】
資料で定期的に発信している業界別トレンドの一例
(「【2023年6-7月】LINE広告×Yahoo!広告 クリエイティブトレンド」より)

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“トレンドのテンプレ化”も LINE Creative Labで制作もスピーディーに

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この記事の著者

落合 真彩(オチアイ マアヤ)

教育系企業を経て、2016年よりフリーランスのライターに。Webメディアから紙書籍まで媒体問わず、マーケティング、広報、テクノロジー、経営者インタビューなど、ビジネス領域を中心に幅広く執筆。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:LINE株式会社

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2023/10/10 14:05 https://markezine.jp/article/detail/43465

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