CMerTVは、広告主や広告会社が自ら条件を設定し、動画広告をセルフ配信できるディスプレイ広告を管理・運用する「動画DSP」サービスを開始した。
DSPとは、ディスプレイ広告において従来の媒体枠を固定費で購入するのではなく、インターネットユーザーの属性・趣向などを分析し、1つの広告枠に対してリアルタイム競争入札(RTB)を行う仕組み。
これまで広告表示は静止画バナーが中心であったが、動画DSPによってターゲットユーザーにより印象的に訴求できる動画広告の利用が可能に。また、TVCMの放送時間と併せてインターネット上にいるターゲットへ訴求をするなど、既存のマスメディアと連動・補完する新しい広告手法が実現。広告主や広告会社は、自ら効果を確認しながら配信時間や広告枠などを改善し、無駄のない動画広告のセルフ配信ができる。
今後、CMerTVはスマートフォン向けの動画広告や、動画コンテンツの視聴冒頭にCMを流す「プレロール広告」など、欧米で需要の高い手法も順次提供する予定。
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