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インフルエンサーマーケティング最大の課題「誰を起用するか」 THECOOが示す解決の糸口

広告主が直接インフルエンサーを起用する際の工数も削減 

 もう1つは、自社でインフルエンサーを抱えている広告主が活用するケース。自社で直接インフルエンサーとやりとりしている広告主は、新商品をローンチする際に、その情報を直接送っているという。

 「これまで、新商品告知を依頼しても、その結果どのくらいのインフルエンサーが投稿しているのかトラッキングできるツールはありませんでした。そこで、iCON Suiteのレポート機能を活用すれば、それも可能になります」(國分氏)

 リスト機能はインフルエンサー選定の精度向上、レポート機能はインフルエンサーマーケティングの効果の見える化に貢献する。また、いずれも広告代理店や広告主にとって、工数の大幅削減につながる。

 「誰を起用したいかハッキリ決まっているクライアント様にとっては、絶対に有用ですし、起用のイメージが曖昧な場合でも、iCON Suiteで“こういう人を起用すればいいんだな”という気づきを得ていただければと思っています」(平良氏)

分析機能を充実させたプレミアム版もスタート

 iCON Suiteは、クライアントや広告代理店からの要望を受けて、ビジネス版に加えて2017年4月に機能を追加した上位サービスのプレミアム版をリリースした。

 「プレミアム版では、効果検証やレポート機能を提供していきます。ハッシュタグレポート機能では、インフルエンサーを起用したキャンペーンの投稿レポートが簡単に作成できます。また、エンゲージメント率の指標を元に、広告 キャンペーンのエンゲージメント率と通常時のエンゲージメント率を比較して効果を検証することが可能です」(國分氏)

プレミアム版のレポート機能のイメージ:クリックで拡大

 さらに、インフルエンサーに付いているファンの興味関心をより細かく分類できるようにしていくという。

 「エンタメ系なら、映画なのか演劇なのか、細かく把握可能にすることと、いずれは“映画Aが好きな人は、映画Bも好きです”といったレコメンド機能のような提案ができると考えています。

 さらにはインフルエンサーのファンについても、“インフルエンサーCをフォローしている人は、インフルエンサーDもフォローしています”といった機能を追加して、クライアント様が選びやすいようにしていく予定です」(國分氏)

 最後に平良氏は、「ユーザーがプラットフォームで動画や画像、テキストを使い、インタラクティブにコミュニケーションする流れは今後も加速する」と語り、新たなソーシャルメディアのトレンドが出てきた場合も、柔軟に対応していくとした。

 「これからも、様々なソーシャルメディアやプラットフォーム上にインフルエンサーは現れます。ただ、その情報のジャンルは多種多様に、かつ細分化されていき、趣味嗜好も同様に細かく分かれていくことでしょう。我々はその状況に対し、データやテクノロジーによってユーザーの特性や変化を見える化していき、最適なインフルエンサーマーケティング施策を提案していきます」(平良氏)

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この記事の著者

東城 ノエル(トウジョウ ノエル)

フリーランスエディター・ライター 出版社での雑誌編集を経て、大手化粧品メーカーで編集ライター&ECサイト立ち上げなどを経験して独立。現在は、Webや雑誌を中心に執筆中。美容、旅行、アート、女性の働き方、子育て関連も守備範囲。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2017/05/11 10:00 https://markezine.jp/article/detail/26353

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