ハルメク 生きかた上手研究所は、9月17日、「お金に関する意識・実態調査」を実施した。
5割以上が3年前から保有する金融資産の金額に変化がないと回答
金融資産の平均金額は、全体で1,452万円だった。男女ともに60代が最も高く、2,000万円を超える結果となった。
3年前と比較すると、「増えた」と回答した人は16.3%だったのに対し、「減った」と回答した人は29.4%、「変わらない」は54.3%だった。金融資産が増えた理由としては、「収入の増加」「貯蓄総額の増加」などが見られた。20~30代では「収入増加」が6割超と圧倒的に多いが、60代では「配当や金利収入」が30.3%で最も多くなった。
1ヵ月に使える平均金額、30代以上は女性よりも男性のほうが多い結果に
次に、自分のために1ヵ月に使える金額を調べた。その結果、全体の平均金額は3.3万円だった。性年代別で使える金額を見ると、最も高いのは男性60代で4.5万円だったのに対し、最も低いのは女性40代で2.4万円だった。
また、各年代での使える金額の男女差を見ると、20代では差がないのに対し、30代から60代まででは男性の金額が高く、60代では1.8万円の性差があった。
お金の使い方の満足度では、最も高いのは女性70代で49%だったの対して、最も低いのは女性40代で26%となっており、1ヵ月に使えるお金の少なさと満足度が連動していることがわかる。
30代と60代の半数以上が「現在投資をしている」
最後に、現在投資をしているかについて尋ねた。その結果、「している」と回答する人は41%になった。その中でも、男性30代と男性60代は割合が高く半数以上だった。
また、現在投資をしている人の今後の意向を見ると、「額を増やしたい」と回答した人が34.1%、「額を維持・継続したい」は56.1%だった。
その中でも、男性30代では、「額を増やしたい」と回答した人が過半数になっている他、女性60代は74.3%が「額を維持・継続したい」と答えた。一方、女性70代では約3割が「額を減らしたい」「やめたい、売却したい」と回答している。
【調査概要】
方法:Webアンケート
対象・有効回答者数:20~79歳の男女1,200人
実施日:2024年6月7日(金)~10日(月)
主体:ハルメク・エイジマーケティング ハルメク 生きかた上手研究所
※調査結果のパーセンテージは、小数点以下第2位を四捨五入したため、総数と内訳の合計が一致しないことがあります。
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