大日本印刷は、これまでも丸善や図書館流通センター、ジュンク堂書店などと資本提携を行い、印刷だけでなく、教育や出版流通業にも注力してきた。今回、経営基盤の強化と財務体質の改善のためパートナーを求めていた主婦の友社との提携によって、大日本印刷は同社の普通株式を新たに取得。総議決権数の約39%を保有し、取締役と監査役をそれぞれ1名派遣する。
今後は、コンテンツ制作や、紙・電子など多様なメディアの制作体制の効率化を図り、初版・重版の製造部数の最適化による返本率改善、在庫管理などの徹底的な合理化を行う。
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