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「Adjust Ignite Tokyo 2024」レポート(AD)

ABEMA・TVer・フジテレビが語る、アプリグロースに効く「CTV広告」最新動向&活用メソッド

 モバイルアプリの計測・分析ツールを提供するAdjustは、今年で2年目となるアプリマーケティングカンファレンス「Adjust Ignite Tokyo 2024」を開催。アプリマーケティング業界のリーダーたちが集結した。「CTV広告がアプリグロースの新定石に!〜急成長を続けるチャネルの活用事例とこれから〜」と題されたセッションには、OTTサービスの主要プレーヤーであるABEMA、TVer、フジテレビジョン(FOD)の3社が登壇。アプリマーケターに向けて、CTV広告の有用性や効果計測の手法をシェアした。本稿ではその内容をレポートする。

業界リーダーが語る、急成長市場「CTV広告」の可能性

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Adjust 日本ゼネラルマネージャー 佐々直紀氏

佐々(Adjust):本日はCTV(コネクテッドテレビ)の可能性についてディスカッションを進めていきたいと思います。CTVとは「インターネットにつながっているテレビデバイス」のことです。本日お集まりいただいた皆様は、そこに流れるストリーミングサービスやOTT(※)を仕掛けながら、放送業界を進化させていらっしゃいます。

 まず現在のCTV市場について見ていきましょう。まずアメリカの状況を見ると、2023年から2027年の予測では、全体の動画広告市場が約110%となっているところ、CTV市場は約172%の成長率となっています。2027年には約7兆円の規模に達すると予測されており、これは日本市場の約50倍です。

綾瀬(ABEMA):アメリカにはまだ及びませんが、日本でも動画広告市場が大きく成長していく流れにある中、CTVは動画広告市場全体の成長率を上回る形で急速に拡大しています。これをチャンスと捉え、今後はより多くの広告主様にCTV領域でもいち早くテストやトライアルを行っていただきたいです。実際「ABEMA」でもCTV広告を出稿するお客様は増加傾向にあります。

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AbemaTV  ABEMA Business Development  Headquarters シニアプロダクトマネージャー 綾瀬龍一氏

※「Over the Top」の略。インターネットを介してコンテンツを提供するメディアサービスのことを指す

共視聴や視聴完了率の高さなど、CTVの6つの強み

佐々(Adjust):おさらいすると、CTVには次の6つの強みが挙げられます。

  • 圧倒的なオーディエンス
  • 共視聴
  • 大画面
  • 高い視聴完了率
  • セカンドスクリーン
  • デジタル(ターゲティングと計測)

大野(TVer):「圧倒的なオーディエンス」に関しては、2027年には約7割の世帯にCTVが入るだろうと予測されています。また、TVerの実績を見ても、2人以上で視聴する「共視聴」の割合が多いことがわかっているほか、他のスマートデバイスと比較しても最後まで楽しむ視聴完了率が高いこともわかっています。

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TVer 広告事業本部 プロダクト統括 兼 プロダクト開発部 部長 大野祐輔氏

佐々(Adjust):セカンドスクリーンの存在も重要なポイントですね。テレビを見ながら手元にスマートフォンを置いている人の割合は、統計によると75%から80%にも達するという非常に高い数字が出ています。視聴中に検索をしたり、複数のアプリを利用したりする行動が期待できるでしょう。アクションを促しやすいと考えられます。

 そして、デジタルという特性上、視聴の計測やターゲティングが可能であることも特筆すべきポイントだと思います。

モバイルアプリトレンド2024:日本版

 AdjustとSensor Towerが共同調査した本レポートでは、日本市場でのアプリパフォーマンスに関する戦略的なインサイトをお届けします。ゲーム、ファイナンス、Eコマース、コネクテッドTV、PC、コンソールなどのチャネルのデータ分析から、アプリの成長機会を探ります。

次のページ
アプリマーケで高い効果を期待できるCTV広告の活用事例

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この記事の著者

和泉 ゆかり(イズミ ユカリ)

 IT企業にてWebマーケティング・人事業務に従事した後、独立。現在はビジネスパーソン向けの媒体で、ライティング・編集を手がける。得意領域は、テクノロジーや広告、働き方など。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:adjust株式会社

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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2024/09/20 10:00 https://markezine.jp/article/detail/46329

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