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ライオン&ローソンの担当者が語る、ローンチ成功に欠かせないTwitter戦略

クロスメディア活用で、次の可能性を発見

 現在ローソンが取り組んでいるのは、Twitterとのクロスメディア施策だ。特にTwitterとテレビの両方に触れているターゲット層に向けた施策に注力している。

 例えば、情報番組などをきっかけとし、特定の商品が突然売れるという現象。この機会を最大限活かすには、テレビCMでは告知までの期間を考えると間に合わない。

 そこでローソンは、柔軟性・即時性の高いTwitterで訴求を行っている。これにより、ローンチ前に話題が設計できる新商品だけでなく、「発売1周年記念」「メディアで紹介されました」のように既存商品の話題化へもすぐに対応可能なのだ。

 続いての事例は、シズル感のある食べもの動画をTwitterで配信する「ごちろう。(ごちそうローソン)」キャンペーン。コンビニは3,500種類以上の商品を持っている。あらゆる世代のお客様に、それぞれにあった商品があるため、1人の著名人を起用してオールターゲットに訴求することは難しい。

 そこで同キャンペーンでは、タレントや有名声優など特定のコミュニティで支持を集めるキャスティングを行い、お勧め商品を紹介する音声のみ出演の動画を制作し、配信。「1,700万人にリーチし、完全視聴率も23.86%と大きな手応えを感じています」と野辺氏は語る。

お客様のリアルな本音をTwitterで受け取る

 さらに、メディアミックスの事例も紹介された。フジテレビ系列「めざましテレビ」の人気コーナー・めざましじゃんけん。データ放送の機能を用いて、じゃんけん参加者に抽選でローソンのコーヒーのクーポンが当たるというキャンペーンを行った。Twitterでは「当たった」ツイートで盛り上がったという。

 「キャンペーン期間の5日間で数百万の応募がありました。ローソンはもちろん、フジテレビさんの公式アカウントからもツイートし、さらに参加者の方もツイートする。この3方向から相乗効果が生まれ、Twitter内で話題となり、視聴率にも影響が出るという結果になりました」(野辺氏)

 公式アカウント・広告メディア・お客様とのコミュニケーションツールと、Twitterに多様な価値を見いだし活用しているローソン。締めくくりに野辺氏は、ローソンが導入を進めている無人決済ツール・ローソンスマホペイを紹介し、ここでもTwitterへの期待を覗かせた。

 「現在ローソンスマホペイは都内3店舗でテストを行っています。これに限らず新商品やサービスは、フィードバックが重要です。Twitterは本音を話すツール。ポジティブ・ネガティブともに、お客様のリアルな反応をTwitterで受け取れればと考えています」(野辺氏)

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この記事の著者

マチコマキ(マチコマキ)

広告営業&WEBディレクター出身のビジネスライター。専門は、BtoBプロダクトの導入事例や、広告、デジタルマーケティング。オウンドメディア編集長業務、コンテンツマーケティング支援やUXライティングなど、文章にまつわる仕事に幅広く関わる。ポートフォリオはこちらをご参考ください。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2018/10/04 16:24 https://markezine.jp/article/detail/28519

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