分析ツールの活用で欠かせないのはスピード感
MZ:今回の取り組みで得られた学びや気づきがあれば教えてください。
利井:ノバセルさんにはノバセル トレンドの提供だけでなく、半期に一度レポートを提出いただき、利用している中で気になることがあれば電話でのサポートもしていただいています。
その中で感じたのは、指名検索数の変化を見るだけでなく、変化によって得られた知見を活用することの重要性です。そのことを他のメンバーにも理解してもらえるよう、今は社内レクチャーに力を入れています。
また、クリエイティブに関わる広告代理店のクリエイターさんともコミュニケーションを交わしていき、企画の段階からノバセル トレンドで得られた数字を最大限活用していきたいと思っています。
MZ:ノバセルさんはいかがでしょうか?
内海:Mizkanさんでは、自社・競合含めた20のブランドでノバセル トレンドを活用いただいています。また、半期に一度のタイミングで、競合との比較や各テレビCMの良かった点や課題点などを分析したレポートをもとに、改善のご提案もしています。
この20ブランドという規模で導入いただいているお客様はまだ少ないので、我々としてもMizkan様から様々なことを学ばせていただいています。特にMizkanさんはノバセル トレンドで得られた結果から次のアクションを起こすまでのスピードが速く、効果的に活用していただいています。今回の取り組みでは、スピード感を持って改善いただける企業とノバセル トレンドの相性の良さを実感できました。
ノバセル トレンドとMizkanのこれから
MZ:今後の展望について教えてください。
利井:まずは、社内にツールが浸透するよう啓もう活動を引き続き進めていき、ツールを最大限活用していきたいです。
同時に、競合ブランド以外のテレビCMも見てあらゆる知識をインプットしていきたいと思っています。そうすることでコミュニケーション戦略部が伝えることに関する知識・ノウハウを身につけ、各ブランドのマーケティング担当者に共有できるようにしていきたいです。
MZ:ノバセルさんはいかがでしょう?
内海:ノバセル トレンドは2022年の4月にローンチしたばかりの分析サービスです。今後はMizkanさんをはじめとした利用企業様の声を拾っていき、ツールやレポートのアップデートに取り組んでまいります。
実際お客様の声を受け、UI、UXの改善はもちろん、お客様の事業にどれくらい効果があったかをより多角的な観点から可視化、分析できるようなアップデートを今後も行っていく方針です。
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