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継続購入の実現で売上増!アサヒ飲料が「LYPマイレージ」で見据える新たな販促の形

継続購入からのファン化やLTV向上に期待

MZ:継続購入からファン化の動きも期待できそうですね。

森本:そうですね。さらにブランドのファンが増え、LTV(顧客生涯価値)が向上するのではと期待しています。

 まずは「LYPマイレージ」を通じて「『十六茶』を買うのがお得だ」と認知され、「十六茶」を飲み続けているうちに商品の魅力も伝わってファンになっていただければ、ブランディングとしても大きな成果です。

 また、ファン化を進めるための動きとして、今後のアップデートによるデータ利活用にも期待しています。

 今後LINEのユーザーIDとPayPay決済データが紐付けられるようになれば、ロイヤルユーザー化する可能性が高い潜在層のユーザーを発見しやすくなります。また、それらのデータとLINE公式アカウントを連携させることができれば、その方が求める商品の情報を最適なタイミングで届けられるようにもなります(※)。

 さらに、決済データから購買傾向が読み取れれば、それに応じて購買離脱を防ぐためにクーポンを配布したり、新たなキャンペーンの案内を送ったりと先んじた打ち手も可能になります。

3名の写真

岡田:従来のスポット的な販促施策では、購入したユーザーのうち誰がロイヤルユーザー化するかはわかりませんでした。「LYPマイレージ」が描くデータ利活用の実現によって、ブランドを好きになって購入を続けている方が把握でき、将来的には一人ひとりに最適化した提案ができる仕組みも整います。

江田:森本様がおっしゃるとおり、将来的に「LYPマイレージ」で得られたデータとLINE公式アカウントが連携できるようになれば、最適なOne to Oneコミュニケーションが実現します(※)。ユーザーにとっても、自分の好みが反映された的確なレコメンドや特典を受け取れるようになることで、よりお得で便利な買い物体験につながると思います。この世界観が実現することで、LTVのさらなる向上に寄与することができます。

 そして、小売店様に関しては、対象店舗になっていただくことで「マイレージを貯めるためにこのお店で買おう」という来店の動機付けになりますし、ブランドからのレコメンドで購買単価が上がる可能性もあります。

江田氏

提供価値を拡大し、ユーザー・企業・小売店の三方良しを目指す

MZ:「LYPマイレージ」をきっかけに、アサヒ飲料として今後どのような販促戦略を展開していきたいか、展望をお聞かせください。

森本:岡田さんと江田さんがお話された世界観の実現によって、顧客データ管理がより進み、CRM(顧客関係管理)もさらに推進できると思います。これまで、当社の顧客データの中で最も保有量が多いのは、LINEのユーザーIDでした。そこにPayPayの決済データが加わることで、お客様のことがより立体的に理解できるようになるでしょう。

 お客様がブランドに触れる機会をより増やしていきたい当社としては、「LYPマイレージ」は良いきっかけになると思いますし、そこからLTV向上につなげていきたいと考えています。

森本氏

MZ:ありがとうございます。最後に岡田さん、江田さんから、「LYPマイレージ」の今後の展望についてもお話いただけますか?

岡田:我々プラットフォームが企業様や小売店様に求められているのは、ユーザーが欲する情報や伝えるべき最適な情報を理解して、直接届けられるような環境を作っていくことです。ユーザー自身がワクワクしながら商品を購入でき、企業様や小売店様に利益還元されることを目指しています。

 「LYPマイレージ」はその第一歩として、「継続的な購買を促す」という点を実現しました。連携できる機能の追加やデータ利活用を推進し、企業様、小売店様、ユーザーの皆様と、三方良しとなるようなソリューションにしていきたいです。

江田:我々が従来から行ってきたスポット的な販促施策に、定常的な販促サービスである「LYPマイレージ」を組み合わせることで、マーケティング施策のカバレッジを広げ、より効果をもたらす提案ができるのではないかと模索しています。実際に企業様と一緒に施策を展開していく構想も進んでいます。

 ただ、その施策はユーザーの日常の延長線上にあるものでなくてはなりません。 いつもの買い物、いつものコミュニケーションの延長線上で参加できるキャンペーンを展開することで、心地良い買い物体験でお得が返ってくる──そんなワクワク感を今後も追求していきます。

※LINE・ヤフー・PayPayのID連携開始後に「購買履歴に基づいた情報」がLINE公式アカウントより配信可能となる。LINEとYahoo! JAPANのID連携は2023年10月に開始する。その後、PayPayとのID連携を2024年度中に開始する予定。

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この記事の著者

岩崎 史絵(イワサキ シエ)

リックテレコム、アットマーク・アイティ(現ITmedia)の編集記者を経てフリーに。最近はマーケティング分野の取材・執筆のほか、一般企業のオウンドメディア企画・編集やPR/広報支援なども行っている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:LINE株式会社

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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2023/08/03 09:29 https://markezine.jp/article/detail/42476

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