インテージは、生活者を対象に実施したクリスマスに関する調査結果を公開した。以下、一部内容を紹介する。
2024年のクリスマス予算、前年から3割近く減少し直近4年間で最低額に
まず、2024年のクリスマス予算を尋ねると、平均予算は16,329円に。2023年(22,588円)と比べて72.3%と、3割近く減少した。
クリスマス予算は2021年から2023年にかけて階段状に上がっていたものの、2024年は大幅減少し、2021年よりも少ない結果だった。
コスト削減のためにケーキを手作りする女性が増加
次に、贈り物やパーティー・旅行などイベントの予定を確認すると、トップは「プレゼントを購入(自分用を含む)(27.4%)」。次いで「自宅でパーティー(25.6%)」となった。
料理・自宅の飾りつけなど宅内での予定を尋ねると、「ケーキを食べる」が最も回答率が高かったものの、前年から7.4ポイント減少し40.0%となった。なお、女性では「ケーキを作る」の回答者が前年比1.5倍に増加し、すべての年代で増えた。手作りする理由を見ると、「コストを抑えたいから(45.1%)」がトップに入った。
女性がクリスマスに一番お金をかけるもの、「自分へのプレゼント」が10代と50~60代で増加
続いて、女性が「今年のクリスマスに一番お金をかけるもの」を調べたところ、「自分へのプレゼント」が特に10代、50代、60代で増えた。20代は「恋人へのプレゼント」、30代~40代は「自宅でのパーティー」に関する支出予定が増加。子どもへのプレゼントは30代~40代で減少し、60代~70代で増えた。
【調査概要】
対象者条件:日本全国15~79歳の男女
標本抽出方法:インテージ「マイティモニター」より抽出しアンケート配信
標本サイズ:n=5,000※国勢調査に基づき性別・年代・地域を母集団構成に合わせて回収
調査実施時期:2024年11月22日(金)~11月25日(月)
【関連記事】
・2024年のゴールデンウィークの予算は前年並みに/国内旅行の予算は約1万円増加【インテージ調査】
・サステナブルアクティブ層の割合、若年層・高齢層で高い「U字型」に【インテージ調査】
・年末年始の予算、2023年は前年から約1万円増加/旅行は横ばい、帰省する人が増える【インテージ調査】
・EDIとインテージ、新たなプライシングソリューションの提供を開始 売上・利益の予測が可能に
・インテージ、広告効果測定サービスのサンプルサイズと対象のYouTube広告フォーマットを拡大