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CVRが96%改善!Gunosyの広告配信サービスにおける大幅リニューアルと今後の展望

40代以上のミドル層シニア層にもリーチ

――KDDIのアプリ「auサービスToday」についても、2021年4月にGunosyがリニューアルされたとうかがいました。その経緯と特徴についてお聞かせください。

保坂:元々KDDIさんが、au提供のAndroid端末の多くにプリインストールされている「auサービスTOP」というアプリを運営していて、弊社はアドネットワークを通してマネタイズをお手伝いしていました。それを協業という形で弊社がすべて運営することになり、名前も新たに「auサービスToday」としてリニューアルしました。広告枠の載せ方も新しくなっています。

auサービスToday

保坂:auサービスTodayには、広告で新たに獲得しようと思ってもなかなか取りにいけないユーザーが集まっています。弊社の広告ネットワークにそうした新しいユーザーが大勢入ってきてくれたことで、広告主からも良い効果が出たという声をいただいています。

――auサービスTodayはどのようなユーザー層なのでしょうか。

保坂:グノシー自体も比較的年齢層が高めのユーザーが多く40代以上、中でも50~60代のユーザーが30~40%を占めるのですが、auサービスTodayは50代以上が半数以上を占めていてさらに年齢層が高めとなります。インターネット上の広告媒体で、40代以上にこれだけ効率的にリーチできる広告媒体はあまりないと思いますし、我々の強みとして広告主にも支持いただいています。

上松:auサービスTodayにも、今後大画像枠を含め、新しい広告フォーマットを拡充させる予定です。

広告配信設定の利便性が向上し、薬機法改正の対応もクリア

――他にもリニューアルや改善を行ったところはありますか。

保坂:広告配信設定をより便利に使えるようにしました。Gunosyでは自社で運営している媒体に出稿していただくGunosy Adsの他に、提携先のメディアに配信するGunosy Network Adsというネットワーク配信のサービスもあります。

 どちらも同じ管理画面から設定できるものの、従来は広告配信のキャンペーンを別々に設定するようになっていました。

 効果の高いほうに予算を集中させたい場合には、広告主側で予算配分を設定し直していただく必要がありました。それが2021年6月1日から一つのキャンペーンで両方の配信枠に配信できるように改善しました。

 Gunosyはニュースメディアとしてのイメージを強く持たれているので、アドネットワークの印象はないかもしれませんが、キャリアポータルの在庫が全体の配信在庫の半数以上あるという、世の中のアドネットワークの中でも特殊な特徴をもっています。

 社内からもGunosyのアプリとアドネットワークを統合したときに広告効果が悪化するのではないかと懸念する声があったのですが、悪化することはありませんでした。むしろ案件数が増え、利用金額が伸びたという非常に良い結果が出ています。

――広告主にとっては、管理もしやすくて配信の仕方の幅も広がるメリットができましたね。

保坂:はい。加えて2020年4月に広告の掲載可否基準の大きな見直しを行い、厳格化しました。2021年8月から薬機法の罰則規定が改正されますが、弊社は1年以上前から基準を見直して運用してきたので、ノウハウも溜まっていますし、8月の薬機法の改正によってパフォーマンスが悪くなるような心配はありません。

 掲載可否基準を厳しくしていることでユーザーにも安心して見ていただけますし、Gunosy Ads経由で広告枠を買った広告主が後悔することのないクオリティになっていると自負しています。

――今後も改善の予定もあるようですが、最後に展望を教えてください。

上松:グノシーアプリ自体に関しては、よりユーザーに使いやすくするため今後も改善を進めていきます。それに合わせて、多くのユーザーに使っていただけるよう、新規ユーザー獲得のためのプロモーションにも力を入れていこうと考えています。

 広告プロダクトに関しては、より効果の高い広告を配信できるよう、引き続き新しい広告フォーマットの開発やターゲティングの拡充を検討しています。また、コンバージョン獲得や認知拡大など広告主のプロモーションの目的に合わせたKPIを達成するための配信ロジックの改善にも注力していこうと考えています。

保坂:現在も新しいターゲティングやフォーマットの開発を目下進めているところでして、今までなかなかGunosyを使うきっかけがなかった企業にも使っていただける商品にしていけるのではないかと思っています。

Gunosy Adsの媒体資料DLはこちらから

  最新のGunosy Adsの媒体資料をダウンロードいただけます。メニューのご案内だけでなく、クリエイティブの事例や運用マニュアルをご紹介する動画もご覧いただけます。

媒体資料DLページ

PHOTO:WeWork Shibuya Scramble Square

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この記事の著者

平田 順子(ヒラタ ジュンコ)

フリーランスのライター・編集者。大学生時代より雑誌連載をスタートし、音楽誌やカルチャー誌などで執筆。2000年に書籍『ナゴムの話』(太田出版刊)を上梓。音楽誌『FLOOR net』編集部勤務ののちWeb制作を学び、2005年よりWebデザイン・マーケティング誌『Web Designing』の編集を行う。2008年よ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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2021/08/20 11:00 https://markezine.jp/article/detail/36910

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