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CXマーケターの革新事例を探る(AD)

1,100万の会員情報を活かし切るデータマネジメント。アルペンが目指す1to1コミュニケーションとは

誰でも使える、わかりやすいUI

──導入の際にアルペンからリクエストしたことはありますか。

岡:MAツールの扱いに慣れていないスタッフに協力してもらう場合もあるため「UIを使いやすくしてほしい」と強くお願いしました。結果、素晴らしいUIにしていただいたので、部内でKARTEを触れる人が多くなりました。

──プレイド側で気を配った点はありますか。

竹内:以前運用していたツールでできたことは再現できるように意識しました。すべて元のデータ形式で引き継いでいける形を整えています。

株式会社プレイド Customer Experience Designer 竹内亮太氏
株式会社プレイド Customer Experience Designer 竹内亮太氏

岡:「このお客様はこのメールをクリックした」といったデータも蓄積していたのですが、それらも引き継いでいただけました。

──具体的にどのように導入していきましたか。

竹内:弊社の役割としては大きく3つのステップがあります。1つ目は、KARTE Messageで何を行いたいかお話を伺ったあと、どのようなデータが必要になるかを精査。2つ目に、SQLを書いたり、配信対象者を抽出したりとリストとなるデータを抽出します。3つ目に、施策効果を振り返られるように配信結果をダッシュボード上に表現する支援も行いました。

和田:たとえばメール配信の結果として、オンライン/オフラインごとの購入数や配信チャネルごとの効果を可視化しています。ダッシュボードのスタイルは各社様で変わってくるので、基本的にはオーダーメイドでサポートしています。

株式会社プレイド Customer Engineer 和田吉平氏
株式会社プレイド Customer Engineer 和田吉平氏

データを「使える」形で持て、細やかなコミュニケーションが可能に

──KARTE Messageの使い心地はいかがですか。

岡:2023年4月頃から半年ほど使ってきましたが、非常に使いやすいです。セグメントの自動更新機能で特定のお客様をグループ化し、適切な商品情報を自動配信できるようになり、反応もいいです。

竹内:アルペンさんはやりたいことを明確にオーダーくださるので、我々としてもサポートしやすいです。

岡:加えて、プレイドさんから適切なデータベース項目の持ち方を提案いただきました。1,100万人分のオンライン・オフラインの購買データとなるとその数は膨大ですが、いくつかのマスターデータを別々に分けて「あとからつなぎ込む方が使いやすいですよ」とアドバイスをいただいて。

 弊社は商品数も多く、商品の分類変更などが起きた際にデータの修正が非常に大変です。しかし分けて管理したことで微小な修正で済むようになりました。こういった使えるデータとなるようサポートいただけたのは心強かったです。

──お取り組みを進めていく上で大変だった点はありますか。

岡:以前のツールは導入時に私が担当ではなかったこともあり、何のデータがどこにあるかわからなかった点が大変でした。その経験も踏まえ、現在はBigQueryにあるデータをKARTE Messageが参照する形になっています。もし今後ツールの移行が発生したとしても連携を切り替えるだけなので、安心です。

竹内:データの置き場所は、他のお客様でも課題になりやすいです。そこでBigQueryを参照する形であればデータマネジメントがしやすくなります。またKARTE Messageのデータも、管理画面で列名に日本語を付与したほか、各テーブルのデータに内容や単位をつけ、わかりやすくデータ管理することをご提案しました。

和田:もし他のツールに移行することになったとしても、「一生使える」データになるよう意識しています。

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この記事の著者

平田 順子(ヒラタ ジュンコ)

フリーランスのライター・編集者。大学生時代より雑誌連載をスタートし、音楽誌やカルチャー誌などで執筆。2000年に書籍『ナゴムの話』(太田出版刊)を上梓。音楽誌『FLOOR net』編集部勤務ののちWeb制作を学び、2005年よりWebデザイン・マーケティング誌『Web Designing』の編集を行う。2008年よ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社プレイド

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2023/12/18 11:30 https://markezine.jp/article/detail/44149

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