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第106号(2024年10月号)
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無駄にならないインフルエンサーマーケティングを。専門家に聞いた成功に導く四つの要素

美容・化粧品領域の商材で初動売上がブランド歴代記録を達成

MZ:先述の4要素から、成功した事例を具体的に教えていただけますか。

画像を説明するテキストなくても可

安藤:美容・化粧品領域の商材で、ブランド史上No.1の初動売上を出した事例があります。この商材は新商品として市場に投下されるタイミングでした。全体的な認知と商品への関心、2つの戦略が必要と考え、前述の「パーソナリティ(人)軸」「インフォメーション(情報)軸」の両軸を走らせました

 「パーソナリティ(人)軸」では人気インフルエンサーを総なめするようなキャスティングを行い、「人気のある人みんなが使っている」というイメージを作って好感をともなった認知アップを狙いました。

 「インフォメーション軸(情報軸)」では、商品自体の理解を促すため、機能訴求・理解促進できるコンテンツを発信するプランを立てました。情報解説型のコンテンツを定常的に発信し、いつ検索しても口コミが出続ける状態を作ったのです。

 両軸でアプローチする戦略が当たり、商材はカテゴリー内の代表的なポジションを獲得し、現在も定番商品としてドラッグストアなどで販売されています。

日々変化するインフルエンサーマーケティング キャッチアップし続けているからこその強み

MZ:今後インフルエンサーマーケティングに携わる読者に、アドバイスをお願いします。

安藤:これまでお話したように、インフルエンサー施策単体でマーケティングにおける効果を評価するのは難しいものです。

画像を説明するテキストなくても可

安藤:施策全体の中でのKGI、それに紐づく主要なKPIに対して、どのようにアプローチしていくことが必要なのか。また、インフルエンサー施策がプロジェクトのどの領域に寄与し得るのかというところを見定めた上で戦略を立案していかなければなりません。

 戦略、キャスティング、コンテンツディレクション、広告という4つの要素をすべて支援できるパートナーと一緒に取り組んでいくことが重要だと考えています。

 加えて、インフルエンサーマーケティングの最適解は変わり続けていきます。プラットフォームもアルゴリズムもフォーマットも日々新しくなっていくからです。情報のキャッチアップは常に求められます。

 ウィングリットは4要素すべてをカバーした支援が強みであり、日々情報を追うことでアップデートしています。大手のクライアントとのパートナーシップで培った知見や経験をさらに戦略に活かしていきたいと考えています。

 今後はSNS、インフルエンサーマーケティングに限らず支援できる幅をより広げ、時代に求められるマーケティング施策全体でさらなる価値貢献をしていきたいですね。

現状のインフルエンサーマーケティングに課題を感じている方へ!

 ウィングリットでは、多数の実績と最新トレンド分析で培った知見や経験を活かし、インフルエンサーマーケティングを戦略から実行まで支援しています。お仕事のご相談の他、ウィングリットで一緒に働きたいという方からのご連絡もお待ちしております。本記事で興味を持たれた方は、問い合わせフォームからお問い合わせください。

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この記事の著者

落合 真彩(オチアイ マアヤ)

教育系企業を経て、2016年よりフリーランスのライターに。Webメディアから紙書籍まで媒体問わず、マーケティング、広報、テクノロジー、経営者インタビューなど、ビジネス領域を中心に幅広く執筆。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社ウィングリット

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2024/03/14 11:00 https://markezine.jp/article/detail/44905

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